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書名: 読友への感謝詩<私の読書案内8>
著者: 若林 茂
 
 
お わ り に
 

  今年の 1 月 12 日、私が大好きだった作家城山三郎さんの原作『そうか、もう君はいないのか』のテレビドラマが放映されることになっていました。
  晩年の城山三郎・容子夫妻を田村正和・富司純子が演じ、前評判も高く、視聴するのを楽しみにしていました。
   その日は、私の実家である若林家の新年昼食会が横浜のワシントンホテルで行われた日でもありました。私は熱があり、風邪気味でしたので、欠席し家で静養していました。
   妻の郁子が一人で参加してくれたので、妻の帰宅前に風呂を沸かし、帰宅を待っていました。そんな時、ある女流文学者から長電話があり、受話器を置けず辟易し急激なストレスで、頭痛になり私の血圧が一気に急上昇してしまいました。
   間もなく妻が帰宅し入浴中に、私が居間で転倒し起き上がれなくなってしまいました。妻がバスタオル一枚で駆けつけてくれ、直ぐに救急車を呼び、私は意識不明でしたが脳出血ということで朝霞厚生病院に搬送されました。
   入院当初の 1 週間は、左半身不随で、言語障害もあり、車椅子生活を余儀なくさせられました。妻の迅速な応急処置がよかったようで、リハビリを一生懸命すれば、左半身不随も言語障害も回復するとの主治医の診察により、 2 ヶ月余りの入院とその後のリハビリ通院の甲斐もあり、お蔭様で知力・体力・気力も徐々にに回復してきました。
   リハビリの原動力になったのは、私の場合、<読書と執筆>でした。これからの人生をどのように生きるかを深々と想いを巡らすと、やはり私自身が生きる意欲の原点は、<読書と執筆>ということになりました。
   これまでも、少なからずの読書とそれに関連する読書案内などを執筆・発表し、一部の人々に読書の愉しみを伝達してきましたので、これにより一層の磨きをかけるのが使命と自覚しました。
   私のこのような使命を支えてくれるのが妻郁子と<読友>新井国彦さんの校正作業です。
   これまでも私の原稿の一次校正を妻が、そして二次校正を新井さんがしてくださいましたが、特に私の退院後の二次校正の迅速性には目を見張るものがあります。
   私が日本の和光市に在住の時は、早朝 5 時前後に校正依頼のメール送信をしますとその数時間後には、校正された返信メールが着信します。
   私がアメリカのシアトルに在住している時も、やはり、同じように新井さんが出勤前に校正したメールを迅速に私に返信してくれます。その具体例を昨日の着信メールで示してみましょう。

 

若林 茂 様

慶さん夫妻が寄って、料理をしたり食事をしたりは、また幸福なときですね。

仲良く暮らして、こうしてちょくちょく顔を出してくれることが、親としてはいちばんうれしいことでしょう。

校正です。

#066 半年ぶりのシアトルライフ(4)

    海鮮物料理
     ↓
     海鮮料理

・読書案内#1049
   P1 なし

   P2 休養が必要だと言う身体からのメッセージ
           ↓
      休養が必要だという身体からのメッセージ

      類推できます様に、
          ↓
      類推できますように、

                <<<<<<< 新井 国彦  7 月 28 日

 

   これを見ながら私自身が最終原稿を補修作成します。そして、上掲の「シアトル・ライフ#66;半年ぶりのシアトルライフ(4)」は、当地の明後日 7 月 30 日に掲載します。また『読書案内#1049:TAOのセラピー(1)』は、当地 7 月 28 日に私のHP(ホームページ)に掲載されました。
   このように私の執筆生活は、妻の献身的な愛情と<読友>新井さんの無償の友情に支えられているのです。
   妻の一次校正は、ある面、素人のザル校正ですが、新井さんの二次校正は、国語教師らしい玄人の厳格なる校正です。ですから新井さんの校正メールは、そのままコピーして妻に転送します。
それは、妻の国語力向上になればという思惑からそうしているのですが、妻も私もいつも新井さんの正確な校正に舌を巻いています。
   今丁度、新井さんから次のようなメールが着信しました。この文面からだけでも謙虚で律儀な性格が窺えると思います。

 

若林 茂様

今日は潤さんや是清さんにお会いになるのですね。
これも楽しいひと時でしょう。
久しぶりですから、まずはお顔を見せ合うだけでも喜びが湧きますね。
良い時間をお過ごしください。

今回の『読書案内8』では、私のことを過分の取り上げをいただき、気恥ずかしく感じます。
ずっと校正をさせていただき、たくさんのことを学ばせていただいたことに心から感謝しています。

                                                                                                                                                                                <<<<<<< 新井 国彦  7 月 30 日
 

前列左から、新井、廣田、内堀、鍵山、若林、松崎、
後列左から羽川、小田、亀井の各氏<赤レンガの会> 5/23/07

 
左から新井国彦氏、星野精助翁、筆者(若林茂)、
折笠廣司氏、千明朋代さん<星野翁の高崎での招宴> 11/17/08
 

『やまびこ会ペンクラブYPC発言集』
「2006(平成18)年2月・季刊冬号」

 
『凜』
「高崎市立片岡中学第3学年だより」
<平成18年4月7日―平成19年3月13日>
 

•  新井さんの日常的な執筆活動は、上掲写真の(1)『やまびこ会ペンクラブYPC発言集』、(2)『凜』、そして( 3 )『まごころ塾・ xxxx 』です。これらの成果を順次、私にも贈ってくれますが、これらを拝見して私なりのコメントと礼状をメール送信しますが、その都度律儀で着実な人柄を感じます。それゆえ、新井さんこそ中学校の教師に相応しい人だと確信するのです。(若林茂)

 
アメリカ・レドモンド市の自宅にて、  2009 年 7 月 29 日 若林 茂 
 
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